DHCと言えば、化粧品やサプリメントを販売している言わずとしれた有名な企業です。
一方で、DHCは「DHCテレビ」という子会社を通じて、ネット番組を配信してます。
それが平日の毎朝8時から放送している「虎ノ門ニュース」と一部地域で地上波でも放送している「ニュース女子」です。
経済評論家の上念司氏は、この2番組でレギュラーをこれまで務め、特に「ニュース女子」ではMCを務められていました。
1月5日に、ご本人のツイッターより、全DHC番組の降板が伝えられました。
虎ノ門ニュースの年末特番に彼が出演していなかったようなので、薄々 降板を感じていた方もいたかもしれません。
降板の経緯を上念司氏は同ツイッターにて『電話等含む「ご意見」』とツイートしてます。
降板を突きつけられた上念司氏
さて、真偽のほどは分かりませんが、昨日放送された「ニュース女子」でも、MCだった上念司氏に代わり須田慎一郎氏(しばらく持ち回りでMC)が、「大人の事情」と表現してました。
共演者の武田邦彦氏が「出る杭は打たれる」、門田隆将氏は「大学の後輩なので残念」と上念氏に対してコメントされてました。
何とも意味深であります。
その「大人の事情」で降板になった上念司氏。
一体この降板劇には何があるのでしょうか?
上念氏を取り巻く環境、とりわけ彼のツイッターを見ていれば、なんとなくの推測ができないわけでもありません。
しかし、そこはどう推理しようと『推測』の域を出ません。
真相は彼を降板に決めた人しか分からないかもしれません。
上念司氏の振る舞いが原因?
私は今回の件、彼には同情的ですが、一方で上念司氏自身について、特にここ最近では問題があったのではないかと思います。
それは先日のアメリカ大統領選挙です。
彼の論評は、彼が主張する所で、現実路線としてきました。
私はどんな意見があってもいいと思います。
虎ノ門ニュースのメンバー間で、意見対立を超えたような仕打ちを彼が受けていた事には同情しています。
しかし、上念司氏の出演回では、その意見対立を全面に出して、やや語気を強めて主張していた事は、如何なものかと思ってます。
また、選挙の不正を探しても現実的にバイデン政権が揺るがないので、2年後4年後を考えようという趣旨の主張をされていた事についても、私は違うのではないかと思ってます。
彼の出演回では、YouTubeの低評価がかなりつきました。
私はこの点は、彼自身の主張や表現に、率直に多くの人が不愉快に思ったのではないかと見ております。
その点はご本人も反省すべきではないかと思います。
降板は視聴者の苦情だけが原因なのか?
そうは言っても、既に番組は全て降板になりました。
今回の件を挽回をする機会も本人ありませんでした。
先程も申し上げたとおり、真相のほどは分かりません。
DHCテレビは、もしかしたら彼に挽回の機会を、少し前に提示していたかもしれません。
しかしながら、今回の降板劇には首をかしげます。
以前にもスッキリしない降板劇があったから、余計そのように思うかもしれません。
何はともあれ、上念司氏は須田慎一郎氏が述べていた通り、長い間 番組を支えてきました。
DHCテレビがどのような人を起用するか、それはもちろん自由です。
しかし、そのような人が、このようなスッキリとしない番組の去り方をした事は、DHC番組のファンとして、とても残念でした。
虎ノ門ニュース、ニュース女子等、本日付ですべて降板となりました。DHCサイドからの要望です。電話等含む「ご意見」が理由だそうです。現時点でお伝えできる内容は以上です。
尚、今後も私は極左、極右等偏った思想や、ポピュリズム、差別主義には迎合しない姿勢を貫き通します。— 上念 司 (@smith796000) January 5, 2021