※<前編>はメンバーの対立までの経緯を書きました。「視聴者の会」の騒動については<後編>にて紹介します
前回、『上念司氏のDHC番組降板、「大人の事情」は残念な幕引き』というタイトルで、経済評論家の上念司氏が「虎ノ門ニュース」と「ニュース女子」のレギュラーから降板された件について述べました。
今回はその続きと言っていいか分かりませんが、「虎ノ門ニュース」メンバーとも関係が深い「一般社団法人 放送法遵守を求める視聴者の会」、通称「視聴者の会」で起きている騒動について紹介します。
<参照:放送法遵守を求める視聴者の会>
http://housouhou.com/
代表理事 百田尚樹(作家)
理事・事務局長 上念司(経済評論家)
理事 ケント・ギルバート(米国カリフォルニア州弁護士)
理事 有本香(ジャーナリスト)
顧問 田中秀臣(経済学者)
「視聴者の会」の理事対立は虎ノ門ニュースでの意見対立から?
DHCテレビが提供する平日毎朝8時の保守系ネットニュース番組「虎ノ門ニュース」。
2020年は、新型コロナウイルスへの考え方の違いを発端に、レギュラーコメンテーター間で意見対立が発生しました。
中国からの渡航制限を強力に訴える作家の百田尚樹氏とジャーナリストの有本香氏に対して、上念司氏はその時点での渡航制限はあまり効果がないと主張していました。
その上念司氏がスタートした自身のYouTubeチャンネルで、発信表現が不適切と感じた百田氏は、同氏をツイッター上で猛烈に批判しました。
上念氏は謝罪をし、その場を収めましたが、対立はこれで終わりませんでした。
それから百田氏のツイッターでは、上念氏に対して直接、あるいは間接的に新型コロナを含め、批判を繰り返してきました。
そのような状況が更に悪化する事態が発生しました。
埋まらない溝は「アメリカ大統領選挙」で更に激化!
2020年のアメリカ大統領選挙が新たな展開をむかえます。
「虎ノ門ニュース」の準レギュラーだった政治系ユーチューバーのKazuya氏がツイッター上で「(不正選挙を訴えるのは)モリカケや慰安婦捏造と同じ」と投稿した際、百田氏はKazuya氏に反論するツイートをしました。
この件は去年の『【アメリカ大統領選挙】KAZUYA氏、百田尚樹氏へ反論する』という記事で紹介してますが、ここからKazuya氏が反論の際に、百田氏による上念氏への度を超えた批判に対して、同氏の動画上で批判しました。
そしてKazuya氏と同じく、大統領選挙での意見が一致する上念氏と、それとは異なる意見の百田氏・有本氏の対立は深まっていきました。
上念司氏、虎ノ門ニュースを降板
この対立により、上念氏がDHC番組を降板したかは分かりません。
上念氏は降板理由を『電話等含む「ご意見」が理由』と1月5日時点でツイートをしてましたが、もしかしたら本当の所は言い渡された張本人すら分からないかもしれません。
私は新型コロナなどの意見は、上念氏とは違いまい、百田氏・有本氏を支持しています。
また、大統領選挙を評論した際、あくまで私の個人的な感想ですが、上念氏は百田氏への当てつけかのように、感情的に話しているのでは?という場面もありました。
YouTubeの「低評価」が増えた理由を陰謀で解く人もいますが、私は上念氏にも落ち度があり、そうした現実的な事もあり、適切な降板の仕方とは思えませんが、決めるのはDHCテレビですので、降板も仕方なかったと思ってます。
さて、本題の前置きがとてもながくなってしまいましたので、記事を<前編>と<後編>に分けたいと思います。
<後編>では、現在起きている「視聴者の会」の騒動についてです。
<参照:当会理事有本香氏のツイッター発言に関するご報告(2021年1月17日 事務局長上念司より)>
http://housouhou.com/2021/01/17/%e5%bd%93%e4%bc%9a%e7%90%86%e4%ba%8b%e6%9c%89%e6%9c%ac%e9%a6%99%e6%b0%8f%e3%81%ae%e3%83%84%e3%82%a4%e3%83%83%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%99%ba%e8%a8%80%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%94%e5%a0%b1/