[参照] 【ネタバレ有り】映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の感想<下> | EZiC[イージック]
映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」。
いよいよ最後の超!ネタバラシ!!
ミルドラース、衝撃の真実!!
魔界の門を封じ込め、世界に平和が訪れた!
と思った矢先。
全ての世界が停止される。
リュカを覗いて。
そして、ゲームのミルドラースとは似ても似つかない、
エイリアンのようなミルドラースがリュカの前に立ちはだかり、
衝撃の真実を告げる。
この世界はVRの仮想世界であり、自分はウイルスである
衝撃の真実を告げられ、
そして美しい3DCGマッピングは破壊されていく・・・。
そんな展開有り!!!?
本当に衝撃です。
というか今まで何だったの??
って気分です・・・
賛否が両論?
多分圧倒的に否定派が多いんじゃないかな。
自分も否定派です。
今までの臨場感や感情移入が台無しです。。
本作では、プレイするドラクエファンの数だけ、
ストーリーがある。
だから「ユア・ストーリー」と題材し、
制作側はそれを問いたかったと私は理解しています。
確かに、プサンの「今回はこういう設定」といった伏線も有りましたが・・・。
言いたいことはとりあえず置いといて、
ストーリーの続きはと言えば、
連れていたスラリンが何と、アンチウイルスだとか!?
またしても超絶設定。。。
そのスラリンから受け取った、ロトの剣っぽい剣でミルドラースを倒し、
白色に剥奪されたマッピングは再びカラーを取り戻し、
リュカは世界を救ったヒーローとして皆に称えられます。
そして、ビアンカたちとサンタローズへ帰る道、
リュカはエンディングを迎えることを悟り、そして物語は終えました。
ドラクエのファンとして
実を言えば、自分はそれほどコアなドラクエファンという訳じゃないです。
ドラクエ歴は、初めてプレイしたのはドラクエ3。
そして、ドラクエ1~8まで全てプレイはしてきました。
コアなファンじゃないけど、ドラクエファンであると自覚はしてます。
そんな私がこの映画で受けた衝撃!
衝撃ですよ。。。
そんなのアリ???
って気分です・・・。
マトリックスなの!?・・・
こんな最後を作るくらいなら、
映画で描かれてなかった物語のボリュームを
もう少しアップしても良かったと思います。
実を言えば、自分が映画公開初日に映画を見に行くのは、
多分人生初か、もしくは記憶にない子供時代以来です。
当初は、公開中に見れたらな~くらいにしか思ってなかったけど、
PVなどを見て、やっぱドラクエみたい!って気持ちが高まり、
当日やってきました。
いやー、熱い想いに見事に冷水を掛けさせられた気分です。。
個人的には、そんな超絶設定無く、
夏と冬に分けて、公開してほしいくらいでしたが。。
早すぎる展開にも少し不満でしたが、
それでも、結婚のエピソードや迫力ある戦闘シーンなど、
見ていて感情移入したし、ワクワクもしてました。
なので、最後が本当に余計残念でした・・・。
でも、見に行った事自体は後悔してないです。
多分、見に行かなかったらもっと後悔していたし、
映画を見る前にそんなVR設定のオチを聞いてたら、
今回感じた感動はきっと得られなかったと思います。
他の皆さんはどう感じたでしょうか?
感動もあれば不満もあり。
納得もあれば後悔もあり。
みんな各々感じたと思います。
制作側のチャレンジは感じますが、
ただ、おそらく多くの人にとって
評価が得られない作品になってしまったのだと、
個人的には思います。
もちろん、制作する表現の自由はあります。
ただ、やはり自分もそうだけど、
もっともっとコアで楽しみにしていたファンからすれば、
期待を裏切られた感、あるいはドラクエへの純粋な想いを傷つけられた、
そんな人も決して少なくなかったのではないかと、
個人的に勝手に想像します。
まあ、そこは根拠がないので、あくまで勝手にです。。
でも、ドラクエだから許せる。
いや、ドラクエだから許せない。
自分はそんな複雑な感情でいっぱいです。
皆さんにはどう映ったでしょうか?
と、まとまりそうに無いので、これで閉めさせていただきます。。。
<< 完 >>
コメント