10月24日の米国市場では、NYダウが3万ドルを突破しました。
個人的には株式投資をしているので、このニュースはとても嬉しいお話です。
ただ残念だったのは、私はコロナで急降下した際にNYダウのETFを購入し、戻って利益が出た所で売りました。
その当時は、アメリカ大統領選挙の前もあって、とりあえず利益確定を優先しました。
それが今や、史上最高値を更新し続け、3万ドルの大台に乗ったという事で、タイミングを間違い悔やまれる気持ちです。
これは株式投資をしている人に往々にしてある事でしょう。
なかなか最高値で売り抜ける事は難しいものです。
それを「死んだ子の歳は数えるな」という、ことわざで表現する人もいます。
個人的な話が長くなりましたが、私は株は10年以上やってますが、決して経済や株式投資の専門家ではありません。
したがって、今後の予想は、正直分かりません。
もっとも、専門家でも必ず的中する人は、まずいないでしょう。
そうでなければ、もっと経済や投資の専門家は大儲けしているはずです(笑)
現在のアメリカの株高は、新型コロナウイルスのワクチン供給の目処、トランプ政権よりも保護主義を持ち出さないと思われているバイデン政権の誕生路線、そして長く続く金融緩和。
これらが要因だと言われています。
それにつられ、日本株も上昇しています。
日経平均はかなり値を戻し、バブル以来の数字だと連日報道されていました。
しかし、平成元年(1989年)の12月29日につけた史上最高値3万8915円には、まだまだ遠く及びません。
同じ日、NYダウは2753.2ドルでした。
30年の月日を経て、NYダウは10倍以上になりましたが、日経平均は未だ3分の2水準です。
これはGDPなどの指標を比較すれば納得できますが、日本とアメリカでは経済や人口構造などが大きく違います。
一番大きいのは、人口が増え続けるアメリカと、少子高齢化に苦しむ日本が、今後の経済の行方を想起させ、未来への投資がこのような日米の成績差を生んでいると、私は思ってます。
NYダウも日本株も上昇基調です。
しかし、油断はできません。
今は過熱気味という専門家の声もありますし、最近のチャートを見ても加熱的に映ります。
NYダウはまだまだ上昇する余地はあるかもしれませんが、大きな調整局面が近い内来るのでは無いかと、私は思ってます。
実際には分かりませんが、来た際にはしっかりと拾っていく戦略を個人的には取れればよいなと思い、市場を傍観中です。
<参照:CNN.co.jp : 米NYダウ、史上初の3万ドルの大台に 政権移行手続き本格化>
https://www.cnn.co.jp/business/35162881.html
<参照:NYダウ初の3万ドル到達 この先どう動く、市場の見方 (写真=ロイター) :日本経済新聞>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66604080V21C20A1000000/
<参照:日本経済復活の狼煙だ──日経平均29年ぶりに2万5000円超え – BCN+R>
https://www.bcnretail.com/market/detail/20201115_199926.html