SSHを使ってセキュアな環境で外部のパソコンをリモートしたり、またサーバーのデータベースなどを、ローカル環境のソフトにて接続する際、SSHポートフォワーディング(トンネリング)を使います。
Windowsでは「Putty」「TeraTerm」といった有名なソフトで実現可能ですが、2018年からは正式にOpenSSHも使えるようになったため、コマンドでトンネリングを実現可能です。
目次
SSHコマンドによるポートフォワード
ssh ログインユーザ名@接続先IP -p 接続先のSSHポート番号 -L フォワードされた転送先ポート:転送先:フォワードする接続先ポート
ssh hoge@192.168.20.50 -p 10022 -L 23306:127.0.0.1:3306
鍵認証を使ったSSHポートフォワーディング
ssh hoge@192.168.20.50 -p 10022 -i "認証用の秘密鍵" -L 23306:127.0.0.1:3306
※「認証用の秘密鍵」の指定例 ・・・ "C:\Users\hoge\.ssh\id_rsa"
SSHのオプション
-L ・・・ クライアント→ホストのポート転送の際のアドレス・ポートを指定
-i <鍵ファイル> ・・・ 鍵認証における秘密鍵を指定