今年も自動車税の納付がやってきました。
自動車税のクレジットカード払い(ヤフー公金支払い)をやめる
前年まではクレジットカード払いとコンビニ払いを利用してました。
しかし、今年はクレジットカード決済はやめようと思いました。
理由は、私が使っているジャックスのクレジットカード「REXカード」が、去年からポイント還元率を1.25%から1%に変更(改悪)したからです。
「ヤフー公金支払い」のクレジットカード払いは、静岡県の場合、決算手数料が税込みで330円発生します。
これは、ポイント還元率よりも決済手数料の方が高くなり、少々損をしてしまうため、今年は別の支払方法を試そうと思いました。
ちなみに、手数料は各地自体で異なり、加えてそもそも取り扱いのない自治体もあるので、支払いできるかと手数料については確認する必要があります。
ちなみ、静岡市の軽自動車税はヤフー公金支払いに対応してません。
税金の支払い方法を決める
今回の自動車税の納付には「PayPay(QRコード決済)」を利用しました。
本当は、今年「国民年金保険料」を支払った際に利用した「Pay-easy(ペイジー)」を利用しようと思いました。
しかし、軽自動車税ではペイジーが対応しておらず、また自動車税についてもペイジーはOKでしたが、PayPay銀行のペイジーは、静岡県の自動車税払いに対応してませんでした。
何だか日本のIT化が遅れている理由がよく分かる気がします。
支払い方法こそは多いものの、対応していたり対応してなかったりがマチマチ。
というわけで、両方に対応しているPayPayの請求書払いを利用しました。
PayPay(QRコード決済)による請求書払いを利用する
PayPayでの支払いは非常に簡単です。
- 納税通知書のバーコードをPayPayでスキャンする
- 支払い金額と支払う税金の種類を確認して「支払う」をタップする
これで完了です。
履歴から支払いされた事が確認できます。
家にでもどこでも納税ができ、非常に簡単で便利です。
オマケにボーナスポイントもついて言うことありません😊
車検時に納税通知書は必要?
普通自動車の場合
自動車税のキャッシュレス決済をすると、納税証明書が発行されませんので、もし必要な場合は、別途取得する必要があります。
多くの場合、納税証明書が必要とされるのは車検だと思います。
しかし平成27年(2015年)4月から、普通自動車については、車検時に納税証明書の提出を省略できるようになりました。
ただし、自治体によっては対応していないケースもあるので、詳細は自治体ごとに確認する必要があります。
軽自動車の場合
一方、軽自動車税については省略できません。
私の場合は軽自動車税を支払いましたが、これは原付バイクなので、そもそも車検がありません。
静岡市の場合、車検に必要な納税証明書は無料で発行してくれるようです。
こちらも詳しくは自治体ごとに確認する必要があります。
【雑学】そもそもなぜ、自動車は「県税」で軽自動車は「市税」なのか?
税金の支払いとは全く関係ない話ですが、自動車は都道府県に払う県税であり、軽自動車は市区町村に払う市税です。
同じ自動車でも、排気量が違うだけで、税金の金額も結構な違いがありますが、そもそもなぜ分かれているのでしょう?
それは、もともと道路運送車両法では、普通自動車等は「登録車」、軽自動車は「届出車」としており、「登録車」の場合は国に登録が行われます。
一方の排気量660cc以下の軽自動車は「届出車」とされ、国への登録は行わず軽自動車検査協会に届出を行います。
国に登録される自動車と、国に登録されない軽自動車で分かれているという事ですね。
では国に登録されないとは言え、なぜ市町村の税金なのでしょうか?
戦前には現在のような軽自動車などはありませんでした。
代わりに自転車の税金を定めた「自転車税」「荷車税」というものがありました。
自転車の移動は市町村の範囲内という事を考えれば、その徴収先は市町村である事は違和感無いと思います。
その後、これらの税金は「軽自動車税」に変わりました。
このような歴史的な背景があるため、県税と市税で分かれているのです。
何だか今の時代だけみれば、非合理な感じがしてきます。
そのような意見もあり、平成28年度(2016年)には、軽自動車税の税率が変わりました。
なぜだろうという疑問も、紐解いていくと、合理的かどうかはともかく、なるほどという気がしますね😅
引用先:総務省|地方税制度|平成28年度から軽自動車税の税率が変わります
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/102384.html
※2021年5月現在