九州には「酒豪」や「九州男児は酒に強い」などという言葉が聞かれるくらい、お酒が好きなイメージがあります。
しかし、だからといって飲酒運転は絶対にしてはいけませんが、佐賀県では県職員が飲酒運転と泥酔による事件を相次いで引き起こしました。
今年9月、佐賀県職員が職場の懇談会後に飲酒運転による事故を起こしたとして、33歳の男性職員が懲戒免職処分となりました。
そしてその矢先の、今月10月17日未明、同じく県職員の30代男性が職場の飲み会の後に泥酔し、商業施設に停めてあった他人の車を蹴ったとして、器物損壊の現行犯で逮捕されました。
飲酒運転はもってのほか許せませんが、泥酔して他人の車を壊すという行為ももっての外です。
しかもこれがどちらも佐賀県職員であり、酒に関する不祥事が2ヶ月連続で起きたというのですから、佐賀県民でなくても呆れてしまいます。
私は、この手の飲酒運転・酒の不祥事は、公務員であれ誰であれ、あってはならないと思ってます。
しかし、あえて言わせて貰えば、公務員は税金によってその立場が保証され、そしてそのためにはやはり、市民の手本となるべき存在だと思ってます。
しかも2件とも、職場での懇談会による酒の席の後ともなれば、誰か止める人はいなかったのかとも思います。
特に佐賀県民は情けない思いをしているでしょう。
佐賀県では、今年、県職員ボーナス10年ぶり0.05ヶ月分の引き下げ勧告が行われたようですが、今年はコロナ禍で、民間ではこの比では無いくらい苦労している人は大勢いるはずです。
自らの身分が保証されている公務員が、このような事を人生を棒に振る行為をするのは理解できません。
何か奢りのようなものがあるのではと疑いたくもなります。
しかし、自らの人生を棒に振るのは本人の勝手です。
これからの人生で、他人に迷惑を掛ける事、傷つけるこ事がないよう、お酒と自身について向き合ってほしいものです。
<参照:飲酒運転で横転事故 県職員を懲戒免職【佐賀県】|佐賀のニュース・天気|サガテレビ>
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020100903912
<参照:知事「弁解の言葉もない」 飲酒後不祥事相次ぎ陳謝 定例会見|行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE>
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/590903
<参照:佐賀県30代職員が懇親会で飲酒後、車蹴る 器物損壊容疑で逮捕|事件・事故|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE>
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/588642
<参照:泥酔して車蹴る 佐賀県職員を現行犯逮捕|佐賀のニュース・天気|サガテレビ>
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020101803964
<参照:県職員ボーナス10年ぶり引き下げ勧告【佐賀県】|佐賀のニュース・天気|サガテレビ>
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020102304007