同じ民族とは最後は許し通じ合うものなのでしょうか。
朝鮮戦争を経て分断した韓国と北朝鮮は、その後も幾度となく小競り合いをしてきました。
私の記憶に残る衝撃的だったものは「天安沈没事件」「延坪島砲撃事件」です。
この事件で、韓国は多くの犠牲者をだしましたが、その後も北朝鮮への融和姿勢を示す文在寅大統領は多くの韓国民に支持されてきました。
全く不思議な事です。
そして今回、またしても北朝鮮による韓国人公務員射殺事件が発生しました。
銃撃され、遺体をガソリンで焼却されたとも報道にあります。
この件で25日、北朝鮮が韓国に謝罪をしたという報道がありました。
しかも金正恩委員長が「大統領と南の同胞に失望感を与え、非常に申し訳なく思う」と謝罪したとの事です。
韓国側の発表ですので、現時点で全て内容を信じていいか分かりませんが、事実であれば、あの北朝鮮が、しかもトップが謝罪をするという事ですので、よっぽど北朝鮮は国家運営が制裁やコロナによって苦しんでいるであろう事がうかがえます。
当然、韓国では怒りの声を挙げてます。
及び腰の大統領も非難されています。
しかし「血は水よりも濃い」とでも言うのでしょうか。
おそらくですが、いずれ韓国人の中ではこれらの事件も忘れ去られ、南北融和を唱える勢力が盛り返すでしょう。
私には、韓国が北朝鮮を許し、日本には常に反日で挑む姿勢が理解できません。
韓国から言わせれば、北は同胞で、日本は永遠の敵なのでしょう。
もちろん、全ての韓国人がそのように考えているとも思いませんが、そうした考え方が韓国では多数派を占めている気がしてなりません。
ただし、日本でも北朝鮮にはかなりの煮え湯を飲まされてきました。
煮え湯どころではありません。
罪なき日本人は、北朝鮮によって拉致されてしまいました。
そんな日本でも、親北勢力というのが存在します。
「心にもない北朝鮮の謝罪と最後は許してしまう韓国社会」に私はウンザリしてますが、それと同時に日本国内でも、北朝鮮にすり寄る人たちがいる事に、他人事ではない気がしてなりません。
<参照:文在寅、自国民を銃殺・焼却されても北朝鮮に甘い顔 どれだけ北に虐げられても「南北関係改善」最優先を止める気なし(1/3) |
JBpress(Japan Business Press)>
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62250
<参照:無慈悲な北、越境希望の韓国船員を射殺…海上で遺体焼却か : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン>
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200925-OYT1T50048/
<参照:金正恩氏が韓国公務員射殺で謝罪 – 産経ニュース>
https://www.sankei.com/world/news/200925/wor2009250011-n1.html
<参照:北朝鮮の正恩氏、異例の謝罪 「大統領、同胞に申し訳ない」―韓国公務員射殺事件:時事ドットコム>
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092500748&g=int
<参照:延坪島砲撃事件 – Wikipedia>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%9D%AA%E5%B3%B6%E7%A0%B2%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6
<参照:天安沈没事件 – Wikipedia>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%89%E6%B2%88%E6%B2%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6