2020年8月28日、日本列島に衝撃的なニュースが駆け巡りました。
この日予定されていた安倍総理の記者会見で「首相が辞任表明」というニュースです。
日本の首相が変わるというのは久々の出来事です。
私はもうすぐ40歳に差し掛かりますが、私の30代は大半は安倍政権です。
振り返ると30代前半から後半を占めているという事実に「久々の出来事」をより実感いたしました。
さて、私は首相交代を「久々の出来事」と表現しました。
第2次安倍政権は現在までで7年8ヶ月で、日本の最長政権を樹立したばかりです。
若い世代、20代の方からすれば、おそらくピンと来ないでしょうが、第2次安倍政権以前は、首相がおよそ1年で交代するほど長期政権とは無縁の時代でした。
<首相官邸:歴代内閣>
https://www.kantei.go.jp/jp/rekidainaikaku/index.html
こうした政治の面から見ても日本は不安定な時代であった事が読み取れます。
この政治不安定の始まりは、小泉純一郎総理の後継者だった第1次安倍政権から始まった事を考えると何とも言い難いめぐり合わせと思えます。
私は概ね安倍政権の政策を支持してました。
コロナ対応など、支持できない事もありましたが、私の人生において、総理大臣が辞任する事にこれほどショックを受けた事はありません。
それほど私にとっては今回の辞任は残念でなりません。
日本を取り巻く国際環境は厳しさを増しています。
中国の台頭、米中貿易戦争。
このような厳しい環境が続く中、後継の総理大臣には、自由と人権の価値観を共有できる米国と共に手を携えて中国と対峙し、日本の国益を守れる方が総理として選出される事を願っております。