2019年4月30日(火)。
10連休4日目。
平成最後の日。
「道の駅 村田」を跡にして訪れたのは、
「宮城蔵王キツネ村」。
話は、一昨年のゴールデンウイークに遡るのですが、
自分には行きたい場所が2つありました。
1つは広島県の大久野島にある「うさぎ島」。
[参照] うさぎ島 | EZiC [イージック]
そしてもう1つが今回の目的地でも有る「宮城蔵王キツネ村」です!
[参照] 宮城蔵王キツネ村
[参照] 宮城蔵王キツネ村 – Wikipedia
蔵王連峰の南側、標高590m前後に位置にあり、
車で山を結構登りました。
園内に入る前に注意書きがあります。
まず、ここは普通の動物園ではないと説明があります。
『キツネの檻に人間が入る施設です。』
とあります。
入場券は大人一人1000円で、
入場直後にキツネに対する注意がレクチャーされました。
まず、手を出さないこと。
100%噛み付いてくるとの事です。
また、カメラに夢中で撮影している時、
後ろから噛まれるケースもあるので、
注意が必要との事。
また、逃げるとキツネは追いかける習性があるので、
寄ってきたら、足踏みをしながらキツネに向かって行けばOKとの事でした。
噛まれてもここでは自己責任なので、そこは要注意です。
入場直後にそんな説明もあって、
キツネがウロウロしているエリアに入ると、
緊張感が少し高まりました。
本日は生憎の雨のため、
傘をささねばなりませんでした。
大半のキツネは寝ています。
しかし、活発に活動しているキツネも少なくないです。
キツネは雨に濡れていてもお構いなしのようです。
その変をウロウロしていて、
人間の横を平気で通っていきます。
キツネの小屋?厩舎?雨宿り場??みたいな休憩スペースがあり、
人間が通る道の両サイドにそれがあると、
左右をキツネに囲まれて通らなければなりません。
先程の通り、大半は寝ているのですが、
起きているキツネもいるため、
通るのに注意を払いながらで結構緊張しました。
ただ、ここのキツネは人間に対して慣れているのか、
決して攻撃的ではありません。
それでも、好奇心が強い動物らしいので、
手を出す、触れる事だけは絶対NGですね。
エサは高台からあげることができます。
ビーフジャーキーみたいなのが、
200円で売ってました。
やはりイヌ科の動物なので犬と一緒ですね^^
高台は、キツネが侵入できないエリアなので、
ここでは警戒心を解きながら安心してエサやりができます。
高台から顔を出すと、
キツネもエサをくれるものと思い寄ってきました。
左前足が無いキツネがいました。
多くの人がそのキツネにジャーキーをあげてました。
しかし、キツネは結構エサの取り合いが激しいので、
たまにケンカになるのですが、
やはり犬でもそうだと思いますが、
結構激しめなケンカで迫力がありました。
エサはここで買えるジャキー以外、持ち込み禁止です。
持ち込みのエサをやった場合、
罰金5000円の記載がありました。
エキノコックス症対策など、
万全の体制を敷いているようなので、
健康面などで徹底的に管理されているのだと思います。
とにかく、生のキツネとこれほど近く、
しかもこれほど大量にいる場所は
おそらく世界広しと言えどそうあるものじゃないので、
多くの写真を夢中で取りました。
たまに自分の後ろを通ったのに気づいたときには少しヒヤリとしました😅。
外国の方も来ていて、
やはり世界的にみても珍しいようなので、
年間通して結構な外国人もここに来るそうです。
あと、本日現在で、
150頭のキツネがいるとの事でした。
ゴールデンウイークは、毎年 子狐の抱っこイベントをやってるとの事です。
生後一ヶ月のキツネが可愛らしく
係の人から抱っこ希望者に渡されてました。
子狐はまるで子犬です。
ただ、係の人の説明によれば、
キツネは犬よりも成長が早く、
現在は生後1ヶ月ですが、
来月6月にもなれば、親くらいの大きさになるそうです。
人間に換算すると、1年で17歳分 年をとるそうです。
その後は、1年ごとに4歳つづ年をとるそうですが、
平均寿命は10年、
野生化では大半が早くして死んでしまうそうです。
そんな厳しい環境に置かれている野生のキツネ。
特に子狐の生存確率は低いようですが、
ここで育った子狐達はきっとすくすくと成長していくのではないかと思います。
冬には、冬毛に変わるため、
モフモフの可愛らしい姿になるそうです。
基本、こちらでは1年を通してやっているそうなので、
もし次回訪れる機会があったら、
冬の雪景色がキレイな時にキツネ村にやってきたいですね^^
[動画] 【動画】蔵王キツネ村のキツネたち~ | マサのライフワーク
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