【コロナ感染症対策】言い訳のための予防策になってないか?

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11月に入り、2020年もあとわずかです。
今年は東京オリンピックの年でしたが、新型コロナウイルスの流行とそれに伴うオリンピックの延期がされてしまい、とても残念な年になってしまいました。

特に新型コロナウイルスは、世界でその猛威を振るい、人の健康や生命、経済活動に大きな打撃を与えました。

最初に中国の武漢が閉鎖されたのが1月半ばなので、あれから間もなく1年が経とうとしてます。

日本の状況といえばどうでしょうか。
私は毎回思うのですが、日本では現在新型コロナウイルスに対して、必要以上に恐れている気がしてなりません。

世界と比べ、日本、特に東アジアの被害は軽微です。
重傷者・死者数共に圧倒的に少ないです。
また、新型コロナでお亡くなりの方は、高齢者が多くをしめ、そしてその絶対数も決して多くはありません。
年間死者数で言えば、お風呂場でヒートショックなどで亡くなる方、8月には熱中症でお亡くなりになられる方のほうが多いです。

感染は拡大させてはいけないし、世界で猛威を振る新型コロナウイルスを侮るつもりはありませんが、少なくとも日本では、入国制限をしていれば、海外の猛威を振るっているウイルス株は日本に流入する可能性は少なく、現在の感染状況はコントロール下にあると言えるはずです。

そうは言っても、いつかは現在のような体制も徐々に日常に戻さなければなりません。
感染症が撲滅された例は天然痘くらいで、毎年猛威を振るうインフルエンザはもちろん、コロナウイルスの旧型も撲滅されてません。
新型コロナウイルスも、現在弱毒化したかは断定されてませんが、それでも決して無くなりはしません。

私事ですが、先日、とある神奈川県のアミューズメント施設に行ってきました。
そこでは感染予防対策対策が徹底されている案内がされており、入園者は全て3歳以下を覗いてマスク必須となってました。
マスクもいつまで続けるかと意見が分かれる所ですが、とりあえず、冬は夏と違い、マスクによる熱中症にもならず、空気も乾燥しているので、マスクを着用する事はいいでしょう。
入場口で検温する事も、それも時間が良しとしましょう。

私がその施設で違和感を持ったのは、メリーゴーランドなど、一部アトラクションにて、感覚を空けるため、使えない席があったり、一度アトラクションが終わる毎に、係の人が全て手作業で消毒をしていた事に驚きました。
これでは、回転率も悪いはずです。

私には、このような対策が、感染予防防止に繋がるとはあまり思えませんし、非効率だと感じます。
既にアトラクションに乗る前に消毒をしているし、それなら、終わった後も消毒をすれば良いはずなのに、それもなく、またアトラクションによっては、乗る前の消毒がない場所もありました。

アトラクションの並び場でも、ソーシャルディストーションを呼びかけて2メートル感覚の場所もあれば、そうでない場所も有り、特に入場券売り場では長い行列が蜜を形成してました。

一言で言えばアンバランスです。
これでは何のために対策をしているのか分かりません。
むしろ、感染者が出た際に、まるで「感染対策はしっかりしてましたよ」という言い訳をしたいのかと私は受け止めました。

他にも、神奈川県内の人の多い観光地を回りましたが、感染対策はバラバラで、折々に疑問に思う事もありました。

私は、敢えて言えば、大袈裟や意味のない対策、生産性の無いことは徐々に止めるべきだと思います。
これは、メディアが毎日のように感染者情報を出しては取り上げている事が大きな要因にあると思いますが、同時に、メディアは日本において新型コロナが普通の風邪と何ら変わらないような状況になりつつある事も報じるべきではないでしょうか。

特に、今回の施設のように、距離を取りたいのか、消毒をしたいのか、ハッキリしない対応はすべきでは無いと思います。

私は旅行が趣味なので、今年一年の観光地、や今後の宿泊予約をしていて思うのは、人の外出は、外国人観光客がほぼいない事を除けば、平時に戻りつつあると思ってます。

それにも関わらず、日本における感染者数・重傷者・死亡者は爆発的に増えてません。
この事実をよくメディアは受け止めることが大事ではないかと常日頃思ってます。

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