【居眠り議会】議長は居眠りでなく市長の皮肉を注意!?

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広島県の安芸高田市の議会で、議員による議会での居眠りについて話題になってます。
議員の居眠りなど、国会答弁はもちろん、地方議会など日常茶飯事なので、今更驚きません。

いやしかし「驚かなくなった」という感覚で、私達市民は、議場で居眠りをする許してはいけません。

安芸高田市の議会で、石丸伸二市長が壇上から答弁をする中、大きないびき声が議場に響きました。
答弁をしていた市長も苦笑いをし、「眠たくならないような答弁にしないといけない」と皮肉を言いました。

後日、議会の山本優議長はこの件で注意の呼び出しをしたようです。

居眠りしていた議員はさぞ怒られただろうと思ったら、何と怒られたのは市長の方でした。
市長はこの件をツイッターで「議会を批判するな」「選挙前に騒ぐな」「事情を補足してやれ」「敵に回すなら制作に反対するぞ」と言われたと主張してます。

これが事実なら全く驚きの発言です。
どういう感覚なのでしょうか。

居眠りをしていた議員が注意されるのは当たり前と思っていたのが、話をしていた市長が怒られるのだから、市民感覚には到底かけ離れてます。

後日、議長は「体調不良もあるし興味のないつまらない質問のときは寝る議員もいる」と発言したようですが、つまらない質問など興味がなければ寝てもいいという事なのでしょうか。
そのような発想がなければ、当然このような発言は出ません。
それとも、この居眠り議員は、居眠りするくらい忙しく、安芸高田市のために活動されていると言う事なのでしょうか。
百歩譲ってそうだとしても、市長があれこれ謂われる事はないはずです。

多くの民間会社では、居眠りなどもってのほかです。
仮に民間会社の会議であったとしても、それは市民の税金で運用されている議会で、このような開き直りとも取れる発言は決して許されません。

人間なので居眠りする事もあるでしょう。
居眠りを1秒でもした者に議員や公務員の資質が無いとは言いません。

しかし、問題の議員は、明らかにいびき声がしているにも関わらず、「目をつぶっていただけ」と釈明し、議長は開き直りとも取れる発言をしています。

このような感覚こそが責められるべきであり、間違った事やミスをしたら、率直に反省すればいいだけの事です。

市長に眠たくないような答弁を求めるなら、芸人や噺家でなければいけなくなってしまいます。

<参照:議場に響く…いびき音? 市長をどう喝? 居眠り論争>
https://www.fnn.jp/articles/-/95926

<参照:議員の”居眠り論争” 議長が謝罪 広島・安芸高田市 | ニュース・報道 | 広島ホームテレビ>
https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20201009069465

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