ノーベル賞の季節が今年もやってくる

毎年、秋に発表されるノーベル賞発表は、もはや一つの年間行事とも言えるのではないでしょうか。

10月5日~12日にかけてノーベル賞受賞が発表されます。
NHKでは早速 チコちゃんの特設サイトも開設されていて、日本での注目度の高さを伺えます。
その注目の高さには、今年も日本人の受賞についてではないでしょうか。

日本では、日本人がノーベル賞を受賞すると大きく話題になります。
受賞したご本人やご家族、そして周囲の方々へのインタビューなどが行われ、お祝いムードに包まれます。
また受賞した成果についても大きく取り上げられます。

去年の2019年は吉野彰氏が、リチウムイオン電池の開発でノーベル科学賞を受賞しました。
2018年には本庶佑氏が医学・生理学賞を受賞しました。
免疫でガン細胞を攻撃する、新しい治療薬である「オプジーボ」の開発につながった事が評価されました。
このように栄誉ある賞を日本人が受賞する事は大変誇らしい事です。

今年も日本人受賞者が出るかは分かりませんが、たとえ日本人から出なくても、世界や我々の生活も変えたような、大きな功績を残された方の発表はとても楽しみです。

ただし、今年は新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小すると報じられています。

式典はスウェーデンのストックホルムからテレビ中継されるものの、受賞者は出席せずに居住国で表彰を受け、また恒例の晩餐会も中止になります。
ストックホルムとは別に、ノルウェーのオスロから行われるノーベル平和賞についても、規模縮小と晩餐会の中止が決まってます。

偉大な成果を祝う式典も縮小されてしまうという事は、仕方がないとは言え残念な話です。

ノーベル賞と言えば、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言で、1901年から始まった世界でもっとも権威のある賞です。
彼がダイナマイトを始めとする爆薬で巨万の富を築いた当時、死の商人として彼への批判が一部からあったと言われています。

そして、彼の兄が死去した際に、アルフレッド本人が死去したのと間違われて「死の商人、死す」と新聞で報じられたそうです。
それを見たアルフレッドは、自身の死後、どのように人々に評価されるようになるのか考えるようになり、自身の財を人類のために貢献した人に分配するよう遺言を託したそうです。
それが今日のノーベル財団になったわけです。

今日 もっとも格式の高い賞になったのは、そのような苦悩したノーベルの思いがあったからこそかもしれません。

少し話はそれますが、私は2010年代、確かNHKだっとと思いますが、数年でインフルエンザの万能ワクチンができるかもしれないという特集を見ました。
インフルエンザはA型・B型などの型があり、ワクチンは流行する型にそって毎年摂取が行われています。
2020年になりましたが、残念ながら万能ワクチンはできませんでした。

新型コロナウイルスについても、現在はワクチン開発を各国が競ういあうように開発を進めています。
ワクチン開発は、ウイルスの変異などもあるため、難しいとの指摘も多いですが、コロナだけでなく、インフルエンザ、あるいは他の多くのウイルスに対する、画期的で極めて有効なワクチンや治療薬が開発されれば、確実にノーベル賞が取れると思います。

人類がウイルスとの戦いに完全に勝利する日。
人類に発展に貢献されたノーベル賞発表を見ていると、そんな時代が生きているうちに来るのか、少し気になる所ではあります。

<参照:ノーベル賞、コロナで晩さん会中止 授賞式は「新形式」に 写真9枚 国際ニュース:AFPBB News>
https://www.afpbb.com/articles/-/3295076

<参照:ノーベル賞2020 NHK特設サイト>
https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2020/

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