サポート期間終了の「Windows XP」がサポートされる意味

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マイクロソフト社のOS(基本ソフト)「Windows」。
それを広く世に知らしめたのは「Windows95」でしょうか。

そして数年後、高速インターネット時代を迎えて出てきたのが「WindowsXP」。

英語版が2001年8月24日、日本語版は2001年9月6日にリリースされました。

いろいろセキュリテイ不備なの問題点はありましたが、
私は最高の1作だったと思います。

そんなWindowsXPも2014年4月8日にサポートを完全に終了しました。

サポートを終了すると言うことは、
欠陥があっても、欠陥を修正しない
という事です。

Windowsは月額使用料などで定期的に料金をとっているわけではないので、
サポートにいつか終わりが来るのは、仕方がないとも言えます。

しかし今回、
WindowsXPとしてはサポート終了後として
異例の3回目のセキュリテイパッチ(修正プログラム)が公開されました。

なぜそうなるのか?

現在、世界ではWindowsXPを使ったコンピュータが少なからず存在するそうです。
しかも、特に企業で使っているケースがあるとの事です。

では、なぜ企業はそのような、サポート期間が切れた商品を使い続けるのか?

大きな理由は、

資金面の問題
代替ソフトウェアの問題

があるかと思います。

資金面は、何となく想像できると思います。

「代替ソフトウェアの問題」ですが、
これは少しパソコンに詳しい人でなければ分からないかもしれません。

簡単に言えば、WindowsXPでしか動かないソフトがある。
その場合、OSをWindows10にアップしたら、
そのソフトが動かないため、
新しく代替のソフトを開発する必要はあります。

そこでは当然、もう一つの問題である資金面が関わってきます。

というケースがあるため、WindowsXPを使い続けている事があります。

これは問題の先送り、と厳しく言えばそうなりますが・・・
ともかくここでは「Windows XP」がサポートされる意味を考えます。

ほぼ全てのコンピュータはネットワークで繋がっています。
もちろん、全世界をつなぐインターネット、
あるいは社内のみのネットワーク(イントラネット)など様々ですし、
中にはネットワークから孤立したコンピュータもあるでしょう。

そのインターネットに繋がっているWindowsXPが、
セキュリテイに対して危険(脆弱性)を持っていたら、
そこが感染源になります。

そして世界中にコンピュータウイルスが感染を繰り返して蔓延する。
時折、ニュースでもそうした話題を耳にするとかと思います。

そうなのです。
結局、感染源を塞がないと、二次被害・三次被害と広がってしまうため、
マイクロソフトはサポート期限終了OSに対して苦渋の決断を出しているのです。

この問題を放置するより、対処したほうが結果として理にかなう、
そんな所でしょうか。

何れにせよ、WindowsXPは既にその他多くの問題点は改善されていない
危険なOSですので、使っている方はなるべく早く乗り換えることをオススメします。

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